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Megan's Law

Home Inspectionをはじめ購入する家や地域の調査の一環で、引越し先の犯罪率や性犯罪の加害者がいるかどうかなどを調べるよう勧められた。

アメリカでは、ミーガン法という法律が1996年に執行され、性犯罪の加害者は、住所やその他の個人情報を登録することが義務づけられ、また警察はそうした情報を加害者の住むコミュニティに告知する義務がある。
しかも、執行猶予になった加害者や刑期を残して保釈された囚人だけでなく、刑期を満了して釈放された者も含めて、登録義務があるらしい(ミーガン法のまとめより)。

そして、カリフォルニアでは、その加害者たちの写真、住所、名前などの個人情報がウェブサイト(http://meganslaw.ca.gov)で簡単に誰でもチェックすることができる(!)。
郵便番号や市名を入力すると、その範囲で登録されている人たちを地図上、あるいはリストで見ることが出来る。

犯罪防止目的で作られたこの法律は賛否両論あって、実際には犯罪防止には役立っていない、更生した加害者の社会復帰を妨げるなど人権論に発展した意見もある。
一方で、小さい子供を持つ親には絶大な支持を得ている。アメリカでは子供が被害者になる性犯罪のケースが本当に多いから(少なくとも沢山マスコミで取り上げられる)。

日本でこの法律できたらどうなるんだろう・・・などと考えてしまった。
by eugeen | 2005-07-19 13:34 | LA的マイホーム

大学院・結婚・就職・出産その後の生活@Los Angeles and Orange County, CA 最近はすっかりお家派…。


by eugeen