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英語・えいご・エイゴ・・・

Californialivingさんのエントリを読んで、自分でも色々と考えた事をつづってみた。

非英語圏の帰国子女で、日本語のみで教育を受けてきて、英語はもともと大好きな科目。
アメリカに大学院留学してきて、今年で渡米5年目。
日本語が流暢な外国人と結婚して2年(家では英単語の入り混じった日本語会話)。

で、英語、どうなのよ?

と 自問自答。

カテゴリ分けするなら、まずリスニング。
これは一番上達してるだろうな。大学院2年間の授業でだいぶ鍛えられたし、仕事は100%英語だし、TVもよく見るし、運転中のラジオも聞くし。南部なまりやイギリスなまりも、だんだん苦にならなくなってきた。
2年前ホテルに泊まっていたときに、夜中に非常ベルが誤作動して、その旨を伝えるメッセージがホテル側からアナウンスされた。夜中の3時頃で、もちろん熟睡中。アナウンスで起こされたが、ぼんやりした頭でも聞き取ることができた。

・・・でも、完璧ではない。聞き返すことも多々ある。毎日知らない単語を耳にする。

リーディングにライティング。
これも大学院2年間で鍛えられたものの、専門分野に限ってボキャブラリが多いと思う。仕事関連なら辞書無しでもこなせるだろうけど、例えば「日本の皇室について」英語で読み書き、となったら話は別!
まだまだ改善の余地あり。リーディングは、最近、ネットで英語のニュースを読んだりするのが、幅広い分野のボキャブラリに出会う良い機会になっている。ライティングは、やっぱり仕事関連が主。英語で日記を書こうと思ったこともあるけど、実現していない。

スピーキング。
これも仕事で毎日英語。英語の言い回しが日本語より先に出てくることも。だけど、やっぱり専門分野の会話が多いからなぁ。それに、だんだんと「知っているボキャブラリ使いまわし」「正しくはないけれど通じる英語」を使うのに慣れてきているのが良くないところ。あとはあいまいな言い方。例えば、名詞の後に何でも「thing」をつけてごまかして、正確に表現しなかったり。
これからはゆっくりでも、キレイで正確なスピーキングができるようになりたい、というのが課題。
アクセント(なまり)も少ない方だと言われるけれど、まったく無いわけは無く、そして、アクセントが無くなることは一生無い。でも、語尾の子音をきちんと発音したり、ネイティブの発音をよーく聞いてみて真似したり、これもOngoingな課題。

というわけでまだまだ課題だらけ。
というよりは、これから一生ずっと多かれ少なかれこんな課題を抱えていくのだと思う。
配偶者と英語で会話したりする場合はだいぶ上達が早い、などなど個人差はあると思うけど、みんな同じように毎日が英語の勉強なのだと私は思う(みんな、とは英語を母国語としない、アメリカに住んでいる人々を指しています)。
いや、むしろ配偶者がネイティブだと、自分の英語力をネイティブと比べることになるから、もっと課題を感じるのかも(どうでしょう?)。

おそらく大事なのは、毎日毎日遭遇する英語の勉強を、楽しんでやれるかどうかなのではないかなぁ(私は新しい単語や言い回しを覚えて使うのがとても楽しい)。

そして、未だに一番大事だと思うのは、きれいな発音やかっこいいsophisticatedな言い回しではなく、言語が何であれ、相手と話したい、コミュニケーションを取りたい、と思う気持ちではないかなぁ。
by eugeen | 2006-04-27 15:23 | LA的日常

大学院・結婚・就職・出産その後の生活@Los Angeles and Orange County, CA 最近はすっかりお家派…。


by eugeen