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ことばのチカラ。

ことばのチカラ。_c0002590_16182428.jpg1月最初の一週間。
いまだ仕事で日付を「/06」と思わず書いてしまう1週間(笑)。
GreaseやApprenticeが始まり、American Idolや24なども今月始まるし、テレビも楽しみなラインナップがいっぱい。とりあえずApprenticeではシアトル出身の韓国系アメリカ人が出ていたので、めいっぱい応援したいと思う♪
この第二週目は毎晩お出かけなので(T T)、体調崩さないように頑張らないと。

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さて、今更ながら「ことば」について考えていた。カウンセラー、セラピストという職業柄、「ことば」の持つ癒しのチカラを私は信じているわけだけど、自分が発した言葉が自分を癒す、ということを何となく気がついたような。

そんなことを考えたのは、夫からあるエピソードを聞いて。彼はイベント企画の準備をしていたのだが、仮予約していたと思っていた会場が、担当者の人が突然「そんな話聞いていない」とつっぱねたのだとか。電話での話し合いしかしていなかったので、仮予約した証拠も無ければ、仮予約していないという証拠もない。まさに、"he said, she said"状態。相手の担当者はだんだん感情的になってきて、"あなたは(予約したと)作り話をしている。I'm not buying that!"とまで言われたとか。何だかそうやって感情的になっている時点で、本当は仮予約いれてあったのすっかり忘れたのを隠そうとしているようにしかみえない~、プロフェッショナルじゃないねぇ~困ったねぇ~などと話していたんだけれど。

この状況ではどちらが忘れたのかどちらか悪いのかを論じる意味はない(だって結果出ないし)。結局、別の会場を捜す羽目になったわけだが、こういう状況に陥ることはプライベートでも仕事でも多々ある気がする。買い物中に店員さん相手に、家の修理に来ているPlumber相手にだってありうるし。仮予約していた、という証拠をきちんと取っておくことも、同じ過ちを防ぐためには大切だけど、
この状況でもうひとつ大切なのは、自分の気持ちを相手に伝えること。
「自分は仮予約の電話を入れたのを憶えている。でも、なぜかこんな結果になってしまって残念だ。自分は嘘はついていない」でもいいし、ただ残念に思ったことだけでもいいから、その気持ちをことばにして伝えること(相手にけんか腰で文句を言うのとは違う)。
ちなみに夫は「予約はもう無理だからあきらめる。でも、もし仮予約のメモか何か見つかったら教えて欲しい。」とも言ったそうだ。

もちろんそれで結果が変わるわけじゃないんだけど、ことばにすることで自分の中でふんぎりが着くというか、"sense of closure"というのが自分の中で生まれて、この事件からmove onできる気がするのだ。

ヒポクラテス曰く、「医者の道具はことばと薬とメスである」。薬とメスは医者だけが使えるけれど、ことばは私達に与えられている癒しの手段なのだと思う(古川第一郎牧師のことばより)。
by eugeen | 2007-01-08 15:33 | 仕事・キャリア関連

大学院・結婚・就職・出産その後の生活@Los Angeles and Orange County, CA 最近はすっかりお家派…。


by eugeen