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飯島夏樹さん。

元プロのサーファーで作家の故・飯島夏樹さんの「今日も生かされています」というウェブ上の日記を読んだ。
ハワイでのターミナルケアを選んだ彼の、生と、そして死とまっすぐに向き合う、クリスチャンとしての姿を綴ったこの日記に心を打たれた。
いつ死ぬかわからない毎日の中で、生きる喜びを見出し、自分に与えられた病の意味を見出し、そして天に召されていくという事実をおだやかに受け入れている。

死を語ることがタブーな日本で、日本人である彼が信仰に導かれ、彼の著作や日記で死に向き合って「共病」したその姿は、沢山の人に大きな影響を与えてくれるだろう。


以下、「今日も生かされています」8月25日の日記から:

天へと上るその時は決まっていると思うから。
その時を人間があれこれ左右できない。
終わりの日を垣間見る事によって見えてくるものがある。
その日を感じる事によって、やさしくなれることがある。
天命を全うする。
天から与えられた最後の仕事を全うする。
その方が今の僕には興味がある。
天に宝をつみなさい、という言葉がある。
なぜなら、この地上でいくら宝を蓄えても、虫食いと錆でどうしようもなくなってしまうからだそうだ。
(引用終わり)

I wish you rest in peace.
My thoughts and prayers are always with you and your family.
In Christ, Eugeen
by eugeen | 2005-03-02 14:56 | 教会・信仰

大学院・結婚・就職・出産その後の生活@Los Angeles and Orange County, CA 最近はすっかりお家派…。


by eugeen